みなさん、カホンという楽器は知っていますか?
こんな感じの楽器です。参考画像どーん。
こちらの楽器をね、友人と二人で作ろうという話になったんですよ。
まぁなぜ作ろうと思ったのかは割愛しますが、今回は我々が作ったカホンの作成場面を順にお伝えしていこうという次第です。
もちろん、これを見ればあなたにも簡単に作れますからご参考までに!
フィールドは金沢
金沢はいいところですよ。なんていったって兼六園!それに海鮮がとにかくうまい!さらに日本海がキレイ!飯がうまいところはいいですよね。
カホンとはまったく関係ないとお思いですか?
そうなんです。我々はギリギリまで迷いました。カホンを作るべきか。普通に遊ぶべきか。
しかし今後の活動にはどうしてもカホンが必要になってくる・・・。でもめんどくさいし、普通に遊びたい・・・。
なら金沢に行って作ろう。
そうだ金沢に行こう。
ってね。
用意するもの
材料をご説明していきます。
- シナベニヤ 一枚 (厚み4mm×910×300mm)
ホームセンターで半分にカットしてもらってください。(450×300mm)
- MFDボード 一枚ずつ(厚み12mm 910×300mm)
こちらもホームセンターで半分にカット(432×300mm)
- MFDボード (厚み9mm 910×300mm)
こちらもホームセンターで半分にカット(300×300)
- 木ネジ
2.4×16と2.7×25
※注意 木ネジなどはホームセンターで寸法通りのものがない場合があります。なので事前にネットで購入するのが楽かも!
- スナッピー
楽器屋に行けば大概売ってます。店員に聞けば一発。
必要なものがこれだけ。およそ一個作るのにかかる金額は多く見積もって約4000円!
さぁここからが本番ですよ。
ステップ1 ネジをブチ込む寸法を測りチェックする
見えづらいかもしれませんがこんな感じでチェックします。
ちなみにここは金沢へ向かう途中のサービスエリアです。雄大な景色に囲まれ我々は定規と鉛筆を片手にせっせと寸法を測っていたのです。
寸法の詳しい情報はこちらをどうぞ。
ひろろーぐ 「巣箱でもない、空気砲でもない。ドラムっぽい木箱カホンの作り方3000円で3時間で作る」
正直言ってこちらのサイトをご参考にしていただければ全て万事OKなんです。我々も当日はこちらの記事を参考に睨めっこしていましたので・・笑
でも、やはり人にはそれぞれドラマがある。というわけで続けます。
ステップ2 ボンドで枠を組む
こんな感じに出来上がったベニアをですね、
こいつで組んでいくわけですよ。
どうですかみなさん、雄大な山々が映っているでしょ?カホンを作るってこういうことですよ。
こんな風にね、接着していくわけですよ。
しかしここで問題が発生。
実は我々は二台同時に作成していました。当然、二台同時にボンドつけを行っていました。
この日は初夏。やや風があり、支えていないと倒れてしまいます。
小競り合いの末、一台ずつ接着していくことになりました。
みなさん、接着の際は意外と苦労しますのでお気を付けて。
こんな感じになればクリアです。
ステップ3 穴を開ける
最大の難所が訪れました。
カホンというのは打面と呼ばれる面の真裏に穴が空いていてそこから空気が振動し、出ていくことで音が決まります。
つまり、この穴の正確さ、大きさでそのカホンの音が決まるといっても過言ではありません。
まずは円を書きます。
これは私ですが腕毛のことはどうか触れないでください。まったく別の企画で今はつるつるになっています。
さて、ここで穴を開けるわけですがこれがどうにもうまいこといかない!
キリで少しずつ穴を開け、インパクトで無理くり穴を広げていきましたが、まぁ汚い汚い。
金沢での観光時間も限られているためさっさとクリアしたかったのですが、たかが丸く切るだけで我々は2時間も費やしました。
そこで手持ちの装備を確認。
ちがう
ちがうとかじゃない
くっついちゃう
あるやないか。
というわけでね。すごいですね。現代の科学は。
今の時代は丸く切れるノコギリまであるみたいですよ!
これ使った途端、捗る、捗る。
もうサクサクですよ。
というわけでね、無事に丸く切れた我々は急いで市場へと向かいました。
時間はちょうど正午。この日、我々は朝3時に起きて行動していたので体はクタクタ、お腹はぺこ。しかし情熱だけは燃えていました。
というわけでこちらにお邪魔しました。
こちらの名物海鮮丼をいただきます。ただでさえ予定が押しているので急ぎ目でたいらげます。
どうですかみなさん、これはもう生唾ものでしょ。
新鮮な魚介類をふんだんに使った海鮮丼。お値段は2500円と大変リーズナブルです。金沢へ行った際にはぜひ。
その他にも市場には立ち食いできる魚やさんがたくさんあります。
うにでしょ
生カキでしょ
そしてホタテ。私の大好きなホタテ。このホタテになら抱かれてもいいとさえ思った罪なホタテです。
次に行った時は日本酒を飲みながらぶらぶら食べ歩きしたいなぁ。もちろんカホンなしで。
ステップ4 スナッピーをつける
はい、ここでまたもや注意です。
スナッピーというのは打面を叩いたときに振動する鉄です。
よくギターの弦なんかで代用していたりしますが、今回はカホン用のスナッピーということで参考サイトを見て作った我々は何の疑いもなく、半分にぶった切って取り付けました。
しかし、完成したあと叩いてみると少し物足りない気も・・・。
なのでスナッピーは半分にカットせず、全部使いましょうというのが正直な感想です。
あとスナッピーの取り付けは完全にイーリングです。
ご自分の好きな位置に好きなように取り付けてください。
ちなみに、打面にあたっていないとマジで音でません。なので触れるかどうかじゃなく、常に当たってるぐらいの位置で取り付けるといいかもです。
ステップ5 組み立てる
しめる
取り付ける
完成させる(ちなみにここは某温泉旅館の駐車場です。時間が押しに押してしまいこのような結果になってしましました。)
叩く。(注意これは我々の動画ではありませんが、大変すばらしいピアノとカホンの演奏です。ぜひ一度ご覧ください。)
まとめ
まぁあれですね。
金沢にカホンを作りに行く時は時間に余裕をもって行動するべし!ですね。