ポエムリーディングというジャンルが自分の中ではまった時期にたまたま出会ったのがこの不可思議ワンダーボーイだ。
彼のこの声とこの柔らかなビート。
なんだかすーっと心に入ってくる言葉が曲というよりは物語を追体験しているような感覚。
ショートムービーを観ているかのようなそういう感覚になる音楽です。
僕らはいつだって普通の日々を過ごしていて、その普通の日々のなかで普通じゃないことに出会うことを待ち望んでいる。
未来に目を向けてもありふれた希望を向けるだけなんだけど、それが叶わない虚しさをいつも心に隠しながら生きている。
そうやってみんな生きている。