映画「レヴェナント蘇りし者」ネタバレなし感想まとめ

レオナルド・ディカプリオ主演の映画「レヴェナント蘇りし者」を観てきました。

その感想をつらつらと。

こちらの映画、復讐劇ということで個人的に復讐劇というのは昔から好物であったりします。

ブラット・ピット主演の「スリーパーズ」なんかは過激な描写からの復讐へと至る心理がかなりゾクッときましたし、小説「さまよう刃」なんかでも主人公が娘をレイプした犯人を追い詰めていくというお話で感情移入がしやすいように思えます。

もちろん、怒りという感情で。

あらすじ

1820年代、アメリカ西部開拓時代にてディカプリオが所属する狩猟団が先住民のインディアンたちに突如襲われる。

インディアンたちからの追撃から逃れるように道を辿る途中で熊に襲われ重傷をおってしまうディカプリオ。

瀕死の彼を残し、拠点へ戻ることになった狩猟団はディカプリオを看取るため三名の猟師をその場に残すことにした。

狩猟団が去ったあと、ディカプリオが目にした光景は想像を絶するものだった・・・。

感想

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熊との戦闘がすごかった・・・。こういうタイプのCGは迫力があってやばいですね。

冒頭のインディアン襲撃シーンも迫力満点でジワっと手汗がでてきます。

しかしディカプリオは演技がうまいですね。

幅がもうとんでもないですよ。ウルフオブウォールストリートではぶっ飛んだ成功者を演じ、今回は復讐に燃え上がる父親役と。

体系も映画によってかなり変わってますね。

まさに本物の役者だなぁと感じます。日本の俳優ではここまでのポテンシャルはありませんね。

どうしても作品と関係ないところにスポットされすぎてしまいます。まぁ単純に日本映画はクソつまらないってだけの話ですが。

個人的に今回の映画でディカプリオの演技で一番印象に残ったのは「息遣い」でした。

瀕死の重傷をおったときもそうですが回復しかけているとき、足を引きずりながら歩くときの消耗具合、戦闘中のそれ。

とてもリアルで緊迫感がすさまじかったです。

この映画、ぜひ劇場でご覧ください。

総合評価

さてさて、気になる今回の点数は・・・?!

 

 

72点/100点満点

 

 

でございます。

インディアンをもっと物語に絡ませてもよかったんじゃないかと思います。時代背景というか余計な説明を省きすぎてバックボーンとなる映画自体の重要な説明部分までも省いてしまっているような・・・。

まとめ

見応えのある映画を久しぶりに観ました。

テラフォーマーズみたいなクソ映画よりもこちらを観ましょう。三池監督よ、少しは反省しろ。