革ジャンの季節ですよ!みなさん!
冬も本番に入ってきましたね!
男の中の男のみなさんは今季新しいアウターは手に入れたでしょうか?
男の真冬のアウターと言えば定番のライダース。
ダブルは着れないなーという方もシングルな大分抵抗なく着れるような時代になってきたんじゃないでしょうか?
さて、そんなこんなで今回は革ジャンのお手入れ!メンテナンス方法のhow toをやりたいと思います。
知ってるようで知らない、または何年もメンテらしいことしてない!というような方もこれを機にメンテやってみましょう!
1.革ジャンの材質を確認する
革ジャンにも種類があります。
だいたい購入するときに確認するとは思いますが、心配な方はタグを確認!
種類は以下の通りです。
- カウレザー
- ピッグレザー
- ラムレザー
- ホースレザー
- ゴースレザー
革の種類によってもメンテの仕方が若干異なりますのでご注意を!
2.メンテの重要性を学ぶ
革ジャンというのはどの材質でもそうですが、元は革、つまり皮膚だったわけです。
水分や油分がないと必要な栄養が取れないというわけでどんどん傷んできてしまいます。
革ジャンだけに留まらず、財布やブーツなど、革を使ったものならやはりメンテは必要です。
長く愛着を持って着るのならご自身の手で汚れを取ったり、栄養を与えたりするべきなんです!
3.メンテをする頻度
真の革ジャン愛好者ならば、一度着たらオイルを塗りこむらしいのですが、そこまでしていられない!という方も多いと思います。
なので、革ジャンを着る冬の入口と春の入口に一回ずつはやるようにしましょう!
衣替えのタイミングでメンテをするということですね!
これで大分長持ちすると思います。
4.メンテの方法
さて、前置きはこのぐらいにして本題です!
メンテの方法をご紹介しましょう。
とは言うものの、僕の今回メンテをする革ジャンはタイプの違うアウターになっています。
ですが、方法は同じなので参考程度にご覧ください。
1.準備するもの
ミンクオイルです。
馬の毛で作られたブラシでございます。
あとは雑巾(というか布?クロス?ご自宅にあるもので)
とりあえずこんなところです。
2.革ジャンを掃除する
こちらが僕の革ジャンです。
まぁあまりハードなやつじゃないので。
革ジャンというよりは革のパーカーみたいな感じですかね。
こいつを先ほど紹介した↓こいつでブラッシング!
全体的にブラッシングしたら、今度は縫い目に沿ってブラッシング!
(指毛の話しは勘弁カンベン)
こうすることで汚れが浮き出てきます。
次にぬるま湯で絞った布でふき上げます。
汚れが取れてクリーンな状態になり、オイルを吸収しやすい状態にします。
3.オイルを塗りこむ
こいつを塗りこんでいきます。
指に少量を取り・・
万篇なく全体に塗りこんでいきます。
僕はこのとき、革ジャン自体はハンガーにかけ、引っ掛けるところがあるので立って作業をしています。
ない人は新聞紙を引いて、そこに革ジャンを寝かせてください。
そして表、裏と全体に行き渡るようにオイルを塗っていきます。
注意!かならず指で塗りこんでください。
ミンクオイルはほとんどのものが人間の体温ですぐに溶け出すものです。
溶け出したオイルは革によくなじみやすくなるので必ず指でやりましょう。
4.パーツごとに揉み込む
全体に塗り込みが終わりましたら、パーツごとに揉み込みです。
右腕袖→肘→脇→肩など。
ここで注意ですが、脇部分に白く汗染みが出来てしまうという方いませんでしょうか?
こんな感じです。
お見苦しい画像なので飛ばしてもらってもOKです。
こんな風に汗染みができてしまったら、放置せずにすぐにメンテに取り掛かりましょう!
この汗染みを消す手順ですが、だいたい「1」からの掃除の流れで消えます。
オイル塗り込みでほとんど消えるので大丈夫です。
汗の塩分が浮き出ているだけなので消えるにしてもやはりこのまま着るのはみっともないですよね。とほほ(^_^;)
ちなみにこの汗染みを確実に取り除き、かつ革ジャン自体の洗濯効果も出る方法がございます。
こちらの記事を見てください。
こちらの記事にのっている内容は革製品を持っているすべての人に応用が効き、かつ必要な情報です!!
5.陰干し
オイルを塗りこんだらここから陰干しで一日オイルを馴染ませます。
日光に当てると革が傷んでしまうので陰干ししてください。
なるべくなら風通しのいいところで、もっと言えば適度な湿度のある部屋が望ましいですね。
塗りこんだオイルが乾いてくると白く変色している部分があるときがあります。
(すみません画像忘れました)
白いのはオイルを過剰に塗り込みすぎて革自体が吸収しきれないよ!というときです。
この場合は対処方法が何通りかあって、ご自身がやりやすい方法で行って頂きたいのですが、その方法をご紹介します。
1.少量のオイルを再度塗って揉み込む
該当箇所に再度オイルを塗りこみ、揉むことでオイルを吸収させるやり方です。
2.ブラシを使って浸透させる
ソフトに該当箇所をブラッシングすることで白い部分はあっという間に消えます。でも塗ったばかりの革を痛める危険も・・。
3.指の腹で擦り、種類の保湿クリームで該当部分だけを塗りこむ
これは完全に僕のオリジナルですが、大概、脇の部分に汗染みが出来てしまうので脇を中心に掃除後、オイルを塗りこむとマダラに白い部分が浮き出てきます。指の腹で擦って白い部分をボカシてから保湿クリームを脇に塗りこむことで栄養と水分を与え、汗染み予防のベストなコンディションにもっていきます。
ちなみに、今回はスタジャンも一緒にメンテしました。
腕の部分のみカウレザーになっているタイプです。(最近よく見ますね)
こういうタイプの革でも同じようにメンテ出来るので上記で説明した方法でOKです。
陰干し中です。
6.クロスで乾拭き
一日放置した乾いたクロスで(タオルでもOKですがなるべくキメが細かいものがいい)ふきあげます。
これで一応、メンテは終了です。
ですが、最後の仕上げに防水スプレーをかけることをオススメします。
これで耐久度がグッと上がって、シーズン中は無敵の相棒になってくれるでしょう。
ちなみに革ジャン以外にもブーツなどにも今回ご紹介したマスタングペーストは使えます。
ブーツのメンテをご紹介した記事はこちら。
手順だけでも見ていってください。
最後に今回使ったオイルをご紹介します。
マスタングペーストといいまして、僕の知人、友人、会社の同僚、などなどから絶大な人気を誇る文字通り最強のミンクオイルです。
いろいろなオイルを使ってきましたが、これ以上のものはありません。
お値段は2800円。
ミンクオイルでは少々高いですがすぐにその良さが実感できるので買って損はないと思います。
お手持ちの革ジャンをずっと大事にしていきたいのなら、このマスタングペーストはぜひ持っておいてもらいたいです。
取り扱ってるお店があまりないのでネット通販をオススメします。
上記画像のリンクからamazonのページにいけますが、検索からであれば「マスタングペースト」と入力していただければ結構です。
あとがき
この特集はずっとやりたかった企画でした。
自分の好きな革ジャンを手入れしているときって本当に楽しいですよ。
みるみるうちに綺麗になって、オイルがいい感じに染み込んで味が出てくるとたまらんですね。
みなさんもぜひ、メンテの世界へ(笑)
最後までお付き合いありがとうございました。2014/10/18追記