はい、どうも。
最近めっきり冷えてきましてここから本格的な秋に突入しようか、しまいか、そんな季節でございます。
このブログを読んでくださっている方の中には「そろそろ革ジャンだそっかな~♫」なんて思ってる人もいるかと思います。
だが、しかーし!
十分なメンテもしないまま戦場に放り込んでもいいものでしょうか?
男にとって革ジャンとは、真冬を共に闘う相棒であり、男らしさの象徴でもあります。
ここで脱線しますが、近年の革ジャンの定義、こと相棒にできるレベルの革ジャンの定義というものは変わってきております。
昔はそれこそパンクファッション、ロカビリー、バイカーなどこぞって大手ブランドのライダースに身を包んでいましたが、現在のストリートではライダースひとつとってみてもシルエットや素材感、デザインなどが最重要視されているのです。
大手ブランドの脇から腕にかけてのゴワつき感とカチカチの革で一年目は腕を曲げる、三年かけてようやくジップが締められるというようなレベルの付き合い方はしなくなってきました。
ファッションブランドのほとんどが独自でライダースを開発し、販売しています。
ファッション目的のライダースなので機能よりもデザイン重視です。まぁ街ではそれぐらいがちょうどいい。
むしろ今の時代にそういう進化を遂げてまだライダースを着続けられることがすでに奇跡です。
細身のライダースでもいいじゃない!ラムレザーでもいいじゃない!
だってかっこいいんだもの。
というわけで前置きが長くなりましたが革ジャン愛好家の方たちの悩みの種、「白カビ」をやっつけるお話をしたいと思います。
どうぞお付き合いください。
白カビってどういうの?
こういうの
どうやってメンテするの?
白カビというのはやっかいでして、クローゼットにほかりっぱだとなってしまいますし、よく汗染みとも間違いやすいのですが水拭きとかしても基本的には落ちません。
というわけで早速やり方をGO!
ステップ1
今回は僕の私物のこいつをやっつけたいと思います。
まぁあまり白カビとか汗染みってないんですが、うっすらと白っぽい汚れが気になるのでこのさい、メンテしてしまおうというわけ。
用意するのはこちら。
ステインリムーバーというブーツ用の掃除液です。
これ水性なので革自体を傷つけることなく、古くなったオイルや汗染み、革の中に入ったカビの原因までやっつけてくれるスグレモノなんです。
これ一本でブーツに革ジャンに使えますのでクリーニングに出すよりはお得だと思います。さらに愛着もわく!
本当は上質なクロスで磨いてやりたいのですがなければ普通のタオルでOK!
適量を付けて革ジャンを隅から隅までふきあげていきましょう。
ステップ2
縫い目の部分は専用のブラシでごしごし。
これで大体の汚れは落ちます。
ステップ3
脇もね。
ステップ4
ある程度やったら一晩干します。
これは部屋干しで風通しのあるお部屋に干しましょう。
あとがき
というわけで汗染み、白カビはこうしてステインリムーバーを使うことで完全に除去できます。
干したあと、オイルを塗っていくのですがそれはこちらの記事をご参照くださいまし。
注意点!
確実に!そう確実に思うことがあります!
それは・・・
ステインリムーバー足りねぇ
けちって最初に購入するときに小さいものをかってしまいました。
これじゃなくてこっち
とか、これも
量は多いほうがいいです。
ブーツにしろ革ジャンにしろ財布にしろ非常によく使うので大容量のものを1本持っておくのがいいかと思います。
あとは普通にクリーニングだすよりも遥かに安上がりになるということですね。
では、みなさんの相棒もしっかり可愛がってやってくださいまし。