初心者でも安心のブーツメンテナンス~レッドウィング編~

ブーツの季節になってきましたね。

あなたの下駄箱にも昨シーズンに履いたブーツが眠っているのではないでしょうか。

今シーズン、ブーツに足を入れる前に今季も闘う状態に戻しておきましょう。

というわけで今回はブーツの洗濯、メンテンスを特集します。

実際に僕がやってみた画像と共に解説していきますのでよろしくどうぞ。

今回のブーツはこちら

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レッドウィングのベックマンという形のブーツです。

ABCマートなど大手チェーン店でも売っているポピュラーなブーツですね。

値段も安価でありながら非常に上部な作りになっております。

とある古着屋で4000円で購入してきました。もちろん今回の記事のためです。

レザー部分が黒なので少々分かりづらいですがホコリなどが溜まっており、表面は細かい汚れが目立ちます。

こいつを今回はキレイにしていきたいと思います。

同じ形を持っている方はぜひ参考にしていただきたい。

さらに今回はベックマンですが、実はエンジニアでも応用がききます。同じ手順でやればキレイにできるので必見です。

STEP1 靴紐をはずし掃除しやすい状態に

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紐をはずした状態です。

ベロの部分に汚れがたまるのでここを掃除しやすくするためです。

ちなみにメンテンスする場所ですが、風呂場かベランダが好ましいですね。汚れるとアレなので。

新聞紙をひいて部屋でやってもよさそうです。

STEP2 ブラッシングで汚れを落とす

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細かい繊維の間にはさまった汚れをブラッシングで落としていきます。

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ベロの部分も忘れずに!!

STEP3 洗濯開始!

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今回はステインリムーバーという革製品ならなんでもこいの水性洗剤を使っていきます。

これは本当に便利かつリーズナブルなのでひとつはもっておきたいアイテムですね。

ちなみに少ない容量のやつだとブーツ4.5回ぐらいのメンテナンスができます。

革ジャンとなるともう少し欲しいところですね。

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スポンジに適量を付けて撫でるように擦りつけるように、愛をもって掃除してください。

スポンジでも十分キレイになりますが、タオルでもOKです。

今回はタオルで行いました。

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キレイな面にステインリムーバーを適量付けて掃除していきます。

画像のように汚れていたら履き倒して付いた汚れと前回のオイルの残りが混じったものです。

黒ずんだらキレイな面に同様にステインリムーバーを付けて掃除してきます。

終わったらキレイな面で乾拭きを!

STEP4 オイルを塗りこむ

革製品はいっても革なので栄養が必要になります。

絶対に必要というわけではありませんが、長く使うつもりならば絶対に必要です。

洗濯などができないため、こうした細かなメンテナンスが決め手になるわけです。

というわけで掃除も終わりましたのでここからはオイルを塗っていきます。

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このブログではおなじみの最強ミンクオイルの呼び声高き「マスタングペースト」

ホース、カウ、ピッグ、ラム、なんでもこれ一本でいけます。

オイルというよりも固形ワックスに近く、指で塗ると体温で溶け出して革によく馴染むようになります。

他のミンクオイルよりも多少お値段は張りますが、間違いなく最強のミンクオイルです。

今回はブーツにも使用していきます。

こちらのマスタングペーストはなんやら専用スポンジがついているものもあるみたいですが、僕個人としては指塗りを推奨します。

塗りすぎないし、伸びやすい。さらに自分で手入れしてる感がやばいです。

体温で溶け出すほどの繊細なものなのでぜひ、指塗りを!

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こんな感じで塗っていきます。

さらに今回はマスタングペーストとは別にM.MOWBLAYのクリームでも試してみました。

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はいね、ボケてます。

ピントがあっていませんね。

これは完全に僕のミスです申し訳ない。

こいつを塗っていきます。これは完全にクリームの状態なのでキレイなタオルに塗布して塗っていきます。

 

 

 

画像を撮り忘れました

 

 

 

悔しいのう。

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ちゃんとステッチの部分も塗りましょう。

STEP5 一日放置

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放置ということなのでキレイな紅葉の画像をご覧ください。

STEP6 最後の仕上げ

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キメの細かいグローブクロスで余分な油を拭き取り、尚且つ磨き倒してください。

最後に紐を通して・・・

STEP final

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完成!!

補足としましてはメンテンスの頻度は汚れたとき、或いはシーズンごとで大丈夫です。それだけでブーツの持ちが全く違います。

今回の記事で使用した道具は後ほどご紹介させていただくとして、安いどこの馬の骨かも分からんメーカーのを買うよりは一流メーカーものを買った方が絶対にいいです。

ミンクオイルやステインリムーバーなんかもかなり抜群の性能を発揮してくれます。

これは実際に使ってみないと肌で感じれないかもしれません。

なのでひとつは絶対に持っておいたほうがいいと思います。ブーツ以外にも革なら使えるのでね。

そしてミンクオイル、今回はマスタングペーストとM.MOWBLAYのものと二種類使いました。

結果としては・・・

マスタングペースト

塗り心地、革の浸透力は抜群。

柔らかくなる一方で若干のツヤを出してくれるため、本当にいい状態に革がなっているんだと実感できる商品。革ジャンでも財布でもなんでもいける。

M.MOWBLAY

タオルに塗布し、ブーツに塗りこんでいくのだが広がりがよく少量でもまんべんなく塗りこめる。

こちらはツヤがまったくでないのでこれはこれでいいかもね。

あとがき

エンジニアでもなんでも革の付いている靴は今回の方法でお手入れ可能です。

シューツリーなどを推奨される方もいらっしゃいますが型崩れ等が心配ならばつかってください。

新聞紙をまるめたものでも十分です。

 

 

今回使用したものはこれ!

ブラシが三つついてステインリムーバーとハイポリッシュという光沢感のでるクリームと今回使用したシュークリーム、グローブクロスがついてこのお値段です。

相当安い。

日頃のメンテではこれで十分かと思います。

では、次回はスエード生地のブーツのメンテンスを予定しています。

お楽しみに。

すべてのメンテンス好きに送る