こんばんは。
ここのところ異常なハイペースで小説を読み上げている僕です。
と、いうのもですね、僕は風呂に入るときに必ずといっていいほど小説を持って入るわけです。
まぁ渋い男のための、否!ブラックな男のためのサイトを運営しているにも関わらず風呂に入るときに小説を持ち込み長湯するといった女の腐ったような野郎なのは置いといて(^_^;)
これはもう趣味といっても過言ではないですね。
なのでその小説が面白いとついつい2時間ぐらいはいってしまいます。
仕事で疲れているときなんかはそのまま眠ってしまうわけなので起きたら小説はびちょびちょだわ、手足はふやけているわで大変なことになっているときがあります。
ちなみに風呂に入っているときに眠ってしまうのはどうやら気絶しているみたいです。
そのまま溺れてしまう可能性もあるとのことなのでいささか恐ろしい話しです。
そんな話しはどうでもいいとして、早速今回読んだ小説のレビューを書かせていただきます。
その作家、石持浅海
このミステリーがすごい!の常連です。
彼の書く文章は簡潔で、状況整理、主人公の心の揺らぎ、トリック、伏線と全てにおいてシンプルかつ計算された展開となっていて非常に読みやすいのが特徴的です。
余分な情報がない分、その物語に入り込めるというよりは「その状況」にはいる込めるといったほうが正確かもしれません。
ですから小説を読んだことがない人でも簡単に読破できてしまうでしょう。
それも一気読みでね(闇の力を纏ったかのように)
あらずじ
大学の同級生で同窓会をする計画が持ち上がった。
幹事の一人が親類が所有する洋館があるといいそこで開催されることになるのだが、ひとりだけ明確な殺意をもってこの同窓会に参加する者がいた。
目的を果たした犯人は個室の扉に鍵をかけ完全なる密室を作り出すことに成功するが・・・。
書評
なんといってもこの倒叙もの。
犯人が冒頭に反抗を犯し、探偵役がそれを追い詰めていくというものであり古畑任三郎シリーズがそれにあたる。
犯人目線で読み進めていくことで緊迫した心理戦がスピード感をもって描かれているし、その状況の運びに無駄もなく、不自然さもない。
うまいなぁと感心してしまったほどだ。(闇の力を纏ってね)
登場人物に余計なバックボーンが肉付きされていないので割とすんなり入っていけます。
ただ探偵役の女の子は少々頭が切れすぎてここだけは不自然だったかも。まぁこの手の小説はしょうがないですがね。
ただ動機が少し弱いと思いました。
うーん、このへんは価値観の話しかな。
でもすごい楽しめたのでおすすめです。所要時間は普通に読んで4時間くらいでしょうか。
あとがき
なんやらwowwowでドラマ化されていたみたいで主演というか探偵役の女の子が黒木メイサだそうです。
がっかりです。
これ読んだら分かると思いますがまったくイメージ違う。
黒木メイサって個人的にですけどビッチのイメージしかないんですよね。赤西先輩(笑)とデキ婚したわけでそれまでもたくさんすっぱ抜かれてるのでね。
まぁ僕の情報源はもっぱらナックルズなんでなんとも言えませんが(笑)
こういう脚本がいいドラマになんでことごとく絡んでくるんでしょうかね。
ルパンのときも他の出演者から見て違和感が少なかったってだけで上手いとはお世辞にも言えない。
さらにクールビューティーとか言われているけどほとんどそれしかできないんだから女優としての幅がなさすぎる。
はい、痛烈にディスったところで満足しました。(もちろん闇のちからでね)
闇の力・・・