はい、久しぶりのこの企画です!
次世代ロックバンドとはいってもキャリア的にはかなり長いバンドの紹介になります。
この記事を見て、聞いて、いいなと思ったらこのバンドの次の動きをチェックしてみてくださいね!
1st 夢の修理屋
LAID BACK OCEANというバンドはJELLY→のメンバーが主となって組んだピアノロックバンドです。
1stから3rdにかけて三部作のミニアルバムという形式で発表しており、三部作のツアーが終わった時点でメンバーが変わりました。
やめていったメンバーは後にunderverというバンドを組むことになりますがそれはこちらの記事を参照ください。
「楽器が踊る次世代ロックバンド「underver」
というわけで彼らの1stからご紹介していきましょう。
こちらの夢の修理屋というアルバムは全6曲構成となっています。
完成度がめちゃめちゃ高く、楽器がありえないくらいに躍動的であり、それでいて「ロック」しています。
はじめて聞く方は「おしゃれ」なロックバンドだなんて思われるかもしれませんが、歌詞の世界観などは非常に人間くさく、また泥臭い歌詞が多いです。
ボーカルのYAFUMI氏は言葉選びのセンスが抜群で色気すら感じるほど。
カップラーメンが出来上がる3分間の間にも出来ることがある。
あるのにやらないだけ。
そしてその3分間は二度と戻らない。
ならば今こそ。
そんなメッセージが詰まっています。
また、JELLY→時代のゴタゴタから長く活動休止状態にあった彼等を待ち続けたファンへのアンサー的な意味合いも込められています。
当時ボーカルのYAFUMI氏が活動を再開するにあたってブログに綴っていたことは、
「これからは誰かのために歌いたい。クソがつくほど誠実に。」
男らしい言葉のなかに、感情をたくさん詰め込んだ曲になっていると思います。
ぜひ、一度聞いてみてください。
2nd Bifrost
このアルバムも全6曲構成となっており、前作の「夢の修理屋」とは打って変わって、テクノあり、R&Bあり、ロックありといった具合に様々なテイストを盛り込んだ作品になっています。
中でも僕が推したいのは「揺れる」という曲。
大人になるってことの本当の意味が分からないままで時は過ぎ くだらないことにくだらないという名前ばっか付け続けるのはもううんざりだし 君のバカ正直さとその誠実な思いが君自身をまた傷つけても 気にすることはない ただ正直でいて欲しいんだ @LAID BACK OCEAN 「揺れる」より
僕はこの「揺れる」という曲をライブを見に行って聞きました。
感情のままに歌う彼等の姿に鳥肌が立ちっぱなしで圧倒的な衝撃と感動を与えられました。
というのも、きっと何かに悩みもがき生きている人にはリンクする部分がある歌詞の世界観だと思うんです。
ありきたりな言葉、「普通」の言葉を使って裏に色気を忍ばせる。
聞いて肌で感じてみてください。
ちなみにこのアルバムのリードトラックは「サーチライト」です。
3rd 心の箱
このアルバムで三部作は完結になります。
ここから長い長い活動停止状態に入るわけです。
さて、このアルバムは過去最高の出来だと思います。
それぞれの曲にそれぞれのセンスが散りばめられています。
というわけで本当にオススメしたいので全曲紹介を!
心の箱
この曲はリードトラックとなっております。
心の箱に大切なものから順番に入れないとあとからでは入らなくなってしまう、という歌詞になっています。
プロモでは箱男がひたすら走っているのですが箱の柄が風景になったりしてこんなところにもセンスを感じます。
なにはともあれ聞いてみてください。
最初の日、最後の日
二人の人物が同じ日に生きようとした日と死のうとした日を交互に描くことで一日の可能性を描く歌詞となっています。
「死ぬこと」を漠然と捉えていた若いころよりも、歳を取り、より死を現実的に考えられるようになったときに思うこと。
ふざけてんのは自分か、世界か。
斬新な曲となっています。
忘れる力
何年かあとに「あのときに戻ってやり直したい」と思うことがあったとして、「あのとき」が「今」のことならば、大胆に振り切ってやってみようという曲です。
僕はこの曲に救われました。
何をどうやっても勇気が沸かないときにこの曲に背中を押してもらえた気がします。
大胆に間違える。
そう、例えその選択が間違いだと分かっていても本当にそうしたいのなら選ぶべきなんだ。
失ってからではなにもかも遅すぎるし、「あのときに戻って・・」なんて思うのは絶対に嫌だ。
それならば今!
という曲です。これは本当に聞いてもらいたい。
MY STORY
実はこのブログのタイトルはこの曲からきています。
「自分の生き方は自分で決めろ」
このフレーズが僕のなかではしびれました。
TOKYO~no turning back now~
夢を追い、生まれた家を離れて東京へ。
夢追い人の思い、現実、そして前へ。
物語をまとめるために必要な曲になっています。
僕のかわりに
コピーロボットがいたのならきっと汚い使い方をしてしまうだろうという世界観になっています。
この曲はメンバーの楽器パートが入れ替わるおもしろい曲です。
ライブでも確かにおもしろかった!
という具合に完全に捨て曲なしです。
みなさんぜひ一度聞いてみてください!
新メンバー
現在の彼らはこんな感じです。
この春からツアーが始まります。
そしておそらくツアー終わりで音源が発表されることを期待しています。
要チェックですよ!
ちなみに僕はもうチケットゲットしました。(笑)