はい、どうも。
8.30に公開された「ルパン三世」を観てきましたので感想をまとめたいと思います。
あらすじ
みなさんご存知の「ルパン三世」の実写化です。
完全オリジナルストーリーにオリジナルキャスト、オリジナルキャラと、とにかく気合が入っている映画になっておりました。
あらすじとしてはルパンが所属している窃盗グループのメンバーが裏切りを働き、その理由がルパンたちの敵となる大富豪に繋がり・・・。
といった感じです。
キャスト
ルパンも次元も五右衛門もアニメでは絶大な人気を誇るため、役者の方々はだいぶ苦労したと思います。
特に峰不二子役の黒木メイサはプレッシャーがハンパなかったんじゃないかと思います。
では各キャラごとに感想を。
ルパン
小栗旬が演じていました。オリジナルに寄せようとする努力は見られましたが、こんなにパワー系のルパンはいないんじゃないかと思いました。
顔も背丈もそこそこ似ているだけに惜しいといった感じでしょうか。
彼の代表作の「クローズゼロ」なんかは非常にかっこよかったのになぁ。
次元
玉山鉄二が演じていましたが、やはり渋さが足りない。絶妙に足りない感じがしました。
次元というのは基本的にルパンに非協力的でありながら「やれやれ」とつい手伝ってしまうキャラなのに、ガンガン乗り気なので違和感が半端なかったです。
五右衛門
綾野剛の五右衛門は一番雰囲気が近かったんじゃないかと思います。
アクションシーンもいい感じでしたし、五右衛門に関しては合格点でしたね。
峰不二子
アニメの峰不二子とは別物ですが、まぁこれはこれでありなんじゃないかと思いました。
ただただ残念なのは黒木メイサのバストが圧倒的に足りないことと、ルパンに最終的には出し抜かれる役回りなのに・・・。
銭形警部
浅野忠信演じるとっつあんは逆にかっこよすぎです。そして銃の腕も武術も本来ならばとっつあんが劇中最強のはずなのに、いいとこなし・・。うーん・・・。
感想まとめ
全体的にテンポがおかしいです。
ルパン三世といったらテンポのいい話しの展開と奥行のあるバックボーンが魅力なのに。
カメラワークもアレですが、一番はCGの使いどころが腐ってますね。
次元のマグナムの弾がいかに正確に相手を打ち倒すか、とか五右衛門の斬鉄剣の切っ先がどこに向かうか、もっともっとCGを駆使すれば映像も楽しめたと思うんですが・・・。
そして、意味のわからんキャラを増やしすぎ!
あれは完全にいりませんね。ルパン一味の話しだけでいいのになんであんな話しにしちゃったかなぁ。
脚本家は罰を受けるべきですね。
っていうか既存のテレビスペシャルとかを実写化すればよかったんじゃ・・。
あとはルパンはそんなに格闘しないのになぁ、ハッキング系だってルパンがほとんどやるのになぁ。
ピエールって誰だよ。
って感じの映画です。
総合評価
キャスト ★★☆☆☆
映像美 ★☆☆☆☆
ストーリー ★☆☆☆☆
満足度 ★☆☆☆☆
次回作期待度 ★☆☆☆☆
総合評価 6/25
平均点 0.24点
金返せ!!
演出家と監督と脚本家は映画そのものを見直せ!!
とんでもないB級映画でした。
ビデオがでても見ないな。
小栗さん好きでもこれは少しいただけませんよ。
見ている劇場のお客さんもあくびしてる人はいたわ、寝てる人はいたわで退屈な映画に仕上がってるようでした。
ちょっと期待値が高すぎたのもありますがね。