新しいロックのかたち!次世代ロックバンド「ねごと」

デビュー当時から注目し続けているバンドです。

ライブも何回か行きました。

基本的に僕はガールズ「ロック」バンドというのものに関してはとても否定的ですが新しい「ロック」のかたちとして、また音楽として非常にポテンシャルの高いバンドが出てきたと思いました。

今宵はそんな次世代ロックバンドのお話。

ねごととは?

negoto

Vo.蒼山幸子(左)

Gt.沙田瑞紀(右)

Ba.藤咲佑(中右)

Dr.澤村小夜子(中右)

2010年にファーストミニアルバム「Hello”Z”」でデビュー。

キーボードを取り込んだバンドサウンドからふんわりした中にも静と動の世界観を持つ歌詞を載せて新しい音楽を奏でる。

まずは聞いてみようデビューシングル「カロン」です。

聞いて分かる通りかなり面白いことをやっております。

また、リズム隊の腕が非常によく、このバンドのドラムは恐ろしく手数も多くプレイがダイナミック。

いやぁロックしてますね。というわけでアルバムのご紹介を。

1st 「EX NEGOTO」

このアルバムはリリースするまでに発表した全シングルとミニアルバム「HELLO”Z”」にも収録されている「ループ」が入っております。

前半はテンポのいい曲が続き、後半はバラード。

どうせいつものサブカルバンドだろとタカをくくっているとびっくりしますよ。

バラードも言葉選びが独特というかきちんとメロディに沿った言葉で情景を浮かび上げてくるのですぅーと心に入ってくる感じです。

ファーストアルバムとしては渾身の出来といった感じでしょうね。

これは本当にオススメのアルバムです。

negoto_2010

2nd 「5」

二作目も同様にリリースまでに発表したすべてのシングルが収録されております。

四ヶ月連続リリースなど革新的なアプローチの仕方をしていたとは思いますが、前作のアルバムから演奏力はかなりレベルアップもして、ライブ構成などもよりロックバンドになってきましたが、曲自体がテクニック重視というか、不協和音でハネてる部分を狙ってやってるあたり正直いって前作よりかはとっつきにくいアルバムになったんじゃないかと思います。

よく言われているロックバンド神話で「ファーストアルバム」を超えられないというものがありますが、ねごとの場合は若干の軌道修正で「そもそもファーストアルバムとは比べる対象にならない」路線に進化したように思えます。

それが良かったのか悪かったのかは今後の彼女たちの活躍次第ということですね。

negoto (1)

3rd 「”Z”oom」

そしてそして、2013年11月にリリースされたミニアルバムがこちらです。

なんというか大人っぽくなったなぁと思います。

このまま成長を続けていたら新しいかたちを発見しまくっていくのではないでしょうか。

結構ね、珍しいバンドだと思います。

どっかのロックバンドだかミクスチャーだか知らないけどラップやったりレゲエやったりロックやったりしてるなんとかってバンドに爪の垢を煎じて飲ませたいくらいですね。

というわけでこれからグイグイ来ること間違いなしのバンドです。

要チェックや!!