ネタバレなし映画「進撃の巨人ATTACK on TITAN」感想まとめ

さてさて、かねてより話題の進撃の巨人の実写版を観てまいりました。

8/1公開ということで話題作なだけあり劇場もたくさんの人で賑わっていると思いきや意外にも席はガラガラ。

うーん、少し不安だが何はともあれ劇場へ。

進撃の巨人とは

別冊少年マガジンで連載されている大人気コミックです。

中高生を中心に人気のあるコミックですね。

キャスト

こいつらや!

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これは少しネタバレになってしまうかもしれませんがAKB48の高橋みなみ総監督がちょい役で出演しているのは驚きました。

あらすじ

巨人の進行により人類のほとんどが喰われた歴史を持つ世界で、残された人類は巨人から身を守るために巨大な壁を造り、その壁の中で文明を築き、生活していた。

主人公の三浦春馬演じるエレンはそんな壁に囲まれた暮らしに嫌気がさし、ある日仲間と共に壁の外の世界を覗いてみようとする。

そこに巨人が現れ目の前には惨劇が・・・。

ネタバレなし感想

とにかくCGがすごかったですね。これはいい意味でも悪い意味でも。

原作とは違う展開とキャラクターもはじめてこの作品に触れる方にとってはすんなり受け入れられる作りになっています。

また上映時間が正味100分という短さでまとめたのも好印象でした。

邦画ではなかなか頑張っているイメージ。しかし、気になるのは・・・。

続きはネタバレあり感想をご覧ください。

総合評価

 

※100点満点で採点致しております。個人の感想なのであしからず・・。

 

45点/100点満点

 

映画館で観るべき作品ではありませんね。

映像効果や3D上映なども劇場ではやっておりますが、まずお金のムダでしょう。

金返せとまではいきませんが、わざわざ劇場で観る映画ではないような気がします。

面白くもないし、かといってつまらなくもない感じです。

以下はネタバレありの感想です。

ネタバレあり感想

この映画の戦犯は誰か?それは三浦春馬でもなければ水原希子でもない。

それは脚本家と監督だ。

劇中、原作と同じ展開・違った展開、様々なシーンがあったが個々のキャラクターをたたせるにはあまりにも描写が少ないし、少ない描写でキャラを出そうとするあまりどうしても臭いシーンになってしまっている。

エレンが所属する調査兵団の最初の任務がはじまるときに家族と別れるシーンがあるのだが、ここのシーンは特に何を誰がやっているのかさっぱり分からなかった。

言わんとすることは分かるがあまりにもチープすぎてこのシーンはいらないばかりか、勢いを殺してしまっているため蛇足にしかならないシーンだと思った。

観ている人はたったあれだけのシーンで巨人がうようよいる地域に足を踏み入れることがどれほど怖いかなんて感情移入できないし、ましてやマンガが原作の非日常的なストーリーであるからあの手のバックボーンは限られた上映時間の実写映画という観点では必要のないシーンであると個人的に思った。

続いて立体駆動のシーンはCGを使っているとはいえ、なかなかの迫力だったが、少し見づらいというのが正直なところ。

またなかなかバトルに踏み切らないので少しイライラした。(笑

あとは石原さとみはオリジナルキャラということで本人にあまりイメージのないぶっ飛びキャラを演じていたがこれは恐らく失敗だろう。

ということでみなさん、言っておきますが僕は原作大好きです。

なかには実写映画化なんてするな!と思う方もいるかもしれませんが全くの別物、パロディだと思えば観れなくもない作品かと思います。

三浦春馬の演技力があがっていたのが気になった。舞台上がりみたいな感じだけど。