圧倒的3D体験へ!アメイジングスパイダーマン2レビューまとめ(ネタバレなし)

アメイジングスパイダーマンを観てきました。

GWということもあり映画館は非常に混んでいましたが、なんとか無事に席を確保。

わくわくしながら3Dメガネを装着・・・・圧倒的映像美にど肝を抜かされました!

というわけで感想などをまとめたいと思います。

1からのおさらい

前シリーズ「スパイダーマン」からキャストを一新しての新シリーズ「アメイジングスパイダーマン」。

ストーリーもより原作に忠実になり、すでにファンからは前シリーズ越えの呼び声が高い本シリーズ。

主人公ピーター・パーカーはひょんなことからあるクモに刺されてしまう。

それをきっかけに超人的な身体能力を得て、「スパイダーマン」としてニューヨークの街を悪の手から守ることに奔走する。

恋人のグレンに「自分と一緒にいると危険な目に合う」という思いから、またグレンの父との約束から、パーカーはグレンの前から姿を消す。

2はここから先のお話です。

ストーリー展開

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2時間30分の割りには盛りだくさんの内容となっております。

サクサクとストーリーが進んでいくので飽きることもなく、またこの手の映画にありがちなバトル描写は最後までとっておくなどの引き伸ばしお約束当はありません。

序盤から3D全開で迫力ある映像が楽しめます。

そして3のストーリーを匂わせる伏線もちらほら。

ひとつ言えることはこの映画は絶対に映画館で見て欲しいこと。

家庭のテレビではどんなに高画質でもこの迫力は表現しきれないと思います。

3Dメガネを付けて、あなたもニューヨークの街を飛び回り、悪党と戦ってください。

進化した3D技術

正直な話し、これまでの3D技術はなくてもいいものばかりでした。

わざわざ3Dにする必要性を感じないものばかりというか、「そんなに金かけてこれだけの物しかできなかったの?」という気持ちが拭えませんでした。

ですが、映画「ゼロ・グラビティ」から3Dの技術はそれまでの「飛び出す効果」ばかりを追求するのではなく「奥行」の表現方法にシフトしたように思えます。

「奥行」があってこそ「飛び出す」効果も際立つよいうもの。

その点では「ゼロ・グラビティ」は3Dをうまく使い、宇宙の「奥行」を表現することによって、観てる側が宇宙を放浪しているかのような錯覚に陥らせる効果も発揮しました。

「アメイジングスパイダーマン」では「奥行」と「飛び出す」効果を半々の割合で表現しているような感じで非常にバランスがよかったように思えます。

バトル

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今回の敵はエレクトロ、ゴブリン、ライノという原作に登場する敵だそうでこれがまた非常に強い!

それぞれの心理描写もまぁまぁ丁寧に描いていたのではないでしょうか?

前シリーズのスパイダーマンとは違い、バトルは非常にハイスピード且つ肉弾戦が中心です。

ドラゴンボールのバトルのようにビルを使い、路地を使い、あらゆるものを使って戦います。

スパイダーマンのヒーロー論

もちろん彼はヒーローである前に人間です。

その人間の部分が、青年の心の部分が今作ではより丁寧に描かれています。

劇場ではすすり泣く声も聞こえてきたりして、泣ける映画なんです。

誰かを助けるのがヒーローであり、悪をやっつけるのがヒーローであるという定義ならこの世界にはヒーローなどはいません。

正義の仮面を被った悪党ばかりだからです。

悪党をやっつけても、ある一面から見ればその悪党は誰かのかけがえのない人だったりして・・・。

尽きることのない議論のように思えます。

が、僕は基本的にその他大勢を犠牲にしてでもたった一人のヒーローであればいいと思います。

それが家族であったり、友人、恋人など人によって様々でしょうけど広く浅く手を差し伸べるのではなく、大切な人が苦しんでいるときに絶対に助けてやる方法を持って手をいつでも差し伸べる。それだけでいいと思います。

スパイダーマンとは関係のない話しになってしまいました。

とにかくヒーローとは何ぞや?!ということまで深く掘り下げられる映画になっているんです!

あとがき

今年公開の「呪怨」も見たいし「ゴジラ」のハリウッド版も見たい!結構観たい映画が続くなぁ。

もうすぐ夏だし夏に観たい映画でもまとめてみようかな。

とりあえずアメイジングスパイダーマンは劇場で観た方がいいですよ!!