見てきましたよ!
現在公開中の映画「ゼロ・グラビティ」を見てきました。
なので、感想を書きます。
ネタバレはなし。文章の限界にチャレンジ!
1.3Dで無重力空間へ
この映画、なんといっても宇宙空間を体験できるとこが見所ですね。
3Dの映画はこれまで「3Dにする必要があるのか?」と思える内容のものばかりでした。
3Dであるが為にわざと観客側に物が飛んでくるような描写にしたり、飛び出して見えるようなアングルにしたり・・。
正直言って、これまでの3D映画は「予算の無駄遣い」レベルの作品が多く、駄作量産の暗黒時代に突入し、映画離れを深刻化させてきました。
誰だ!最初に3Dとか作った奴は。いらんことしてくれたのう・・。
でも、この映画「ゼロ・グラビティ」は従来の3Dの観念をぶっ壊しました。
物が飛び出してくるのではなく、奥行を出すことに3Dを使っているからです!
情報だけで見ると「大したことない」と思われてしまうかもしれないですが、宇宙空間がメインのこの映画で「奥行」というのは本当に映像をリアルにするだけでなく、3Dメガネをかけて映画を見ている我々観客もまるで宇宙にいるかのように錯覚してしまうほど、3Dの力を遺憾なく発揮しているものでした。
これは映画館で見ていただきたい!
2.あらすじ
ネタバレなしで書きたいのでおおまかなあらすじを書きます。
宇宙に放り出されます。
3.ホラーよりもさらにホラー
実は僕が映画のなかで一番好きなジャンルはホラーです。
半年ほどトラウマで寝れないくらい怖いものが見たいと常常思っております。現実のものは嫌だけど。
次に好きなのが宇宙ものです。
ですが、この「ゼロ・グラビティ」。そのへんのホラー映画よりも段違いに怖い!恐ろしい!おぞましい!
不思議ですよね。非現実的な物語じゃないですか、宇宙空間の話しって。
きっとどうあがいたって一般人は僕らが生きてるうちは宇宙にいけないでしょ。
なのに怖いと感じる。なにもない宇宙に放り出された主人公を見て、手が汗でべったりとするほど緊張しながら映画を見ている。
どうなるんだろう。どうやったら助かるんだろう。
そんな無音と何もない無の空間がさらに恐怖を煽ります。
こんなタイプの怖さは恐らく映画史上初です。
圧倒的ですらあります。
レンタルビデオじゃ伝わらないであろうこの体験をぜひ、映画館で。
4.あとがき
それにしても3Dは高いですね。
僕は朝一発目の回を見たので1200円+3Dメガネ代100円+専用スクリーン代500円の計1800円でした。
普通の映画と変わらんやないか。
映画料金は高すぎると思うんですよね。
朝一回目の割引料金とレイトショーをなくして一律1000円にしたらいいのに。
それで3Dは+300円とかにすればいいと思うんだけどなぁ。
ビデオ出るまで待つ派の連中を引っ張り出すには料金の値下げが手っ取り早い。人件費なんて知れてるんだから値下げしたらいいのに。
映画館で映画を見るというのは空間に入り込むことができるので個人的には大好きですが、クソみたいな映画を見たときに金返せと思ってしまうのでもう少し料金を値下げしてもらいたいという切実な思いもこの記事に込めました。